投資でチャートだけ見ても勝てない2つの理由【元銀行員が解説】

この記事の目次

はじめに

こんにちは、お金のよろず屋管理人のうーざんです。

終わりのみえない世界的な苦境のなか、各国の株式市場は非常にボラティリティの高い(値動きの激しい)展開になっており、方向感がみえにくくなっています。

株を買う時に皆さんはどんなデータを参考にしていますか?

チャートや各種の指標と睨めっこしながら上昇トレンド中に一旦下落した「押し目」で買って…

などと、株の買い方・売り方を勉強すると必ずチャートや指標の色々な「買い時」や「売り時」のポイントが並んでいると思います。

数あるそうした「売り時」「買い時」の目安となるポイントと、現実の株価チャートを見比べながら売買している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

他にも「相場の格言」などもたくさんありますよね。

こうしたものはどれも「過去のたくさんのデータ」に裏打ちされたものであり、間違いなく一定の信頼性がおけるものです。

しかしその一方で、あくまでも「過去のこういう値動きのときにその後こうなった」という経験則でしかなく、今後の値動きを100%言い当てられるわけではありません。

そこで今回は「チャートだけを見て株を売買しても勝てない2つの理由」について解説していきたいと思います。

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チャートや相場の格言は天気予報と同じ

最初に結論からいいますが、「チャートや指標は基本的に天気予報の降水確率と同じ」です。

これは別にバズ狙いの煽りでもなんでもなく、事実です。

天気予報の降水確率というのは、「過去の同じような気圧配置や雲の様子のときにこれくらいの確率で雨が降ったよ」という統計情報です。

ですから過去に例のないような風の吹き方で雲が目まぐるしく動けば、今までは同じ気圧配置で雨が降ったことがなくても(つまり降水確率0%でも)、今日雨が降らないとは限らないということです。

ちなみに誤解のないように言っておくと、最新の天気予報は膨大な気象条件に影響を与えるデータを収集し、スーパーコンピューターで分析しさらにその結果を専門家が検証するという過程を経て予報を作成しています。

ですからデータの蓄積と共に日々その精度は高まっていますし、出典や根拠が明らかではないようなものも数多くある株の「買い方」「売り方」のポイントよりも余程信頼性が高いということを申し添えておきます。

また天気予報の降水確率0%は5%未満の場合はすべて0%と表記されるため、厳密には0%ではない場合も含まれています。

天気予報の作り方についてご興味のある方は気象庁のこちらのパンフレットをご覧ください。

そんな科学技術の粋で作り上げられている天気予報ですら、皆さんもご存知の通り当たらないことも結構あります。降水確率はもちろん、週間天気予報や台風の進路予想など、より遠い未来になるほど精度が落ちるということを実感されているはずです。

さて話を株に戻します。

株のチャート上の「買いポイント」や「売りポイント」は天気予報と比べてどれくらい信頼できるものでしょうか?

理屈は同じ「過去のデータに基づく未来予想」ですよね。こういう値動きのときに過去は値上がりすることが多かった、あるいは値下がりすることが多かった、というわけです。

でもその「多かった」って誰が言ってるんですか?ちゃんとデータとしてストックされているんですか?されているならサンプル量(データの数)はどれくらいありますか?

チャートだけをみて株を売買している人は、天気予報の降水確率をみて「雨が降るか・降らないか」にお金を賭けているのと同じことです。

むしろ天気予報の方がデータの信憑性が高い分、マシかもしれませんね。

筆者は別にチャートや指標がアテにならないと言っているわけではありません。

過去に学ぶことは重要ですし、歴史は間違いなく繰り返します。

ですが「参考にする」ことと「妄信する」ことは違います。

チャートのみを見て投資判断をするのは、理屈でいえば「天気予報で博打をしているよりもさらに分が悪い」ですよということを言いたいだけなのです。

チャートや指標ばかり追うと本質を見失う

投資に重要なのは「大局観(たいきょくかん)」を持つことです。

「大局観」というのは元々はチェスや囲碁、将棋などのボードゲームにおいて、部分的な局面の有利・不利ではなくゲーム全体を俯瞰したときの形勢を読む力という意味です。

すなわち短期的な「上がった」「下がった」という話ではなく、中長期的にその個別銘柄や市場がどうなっていくのかを見極める力が重要になってきます。

株の個別銘柄であれば、その企業の本質的な稼ぐ力(業界の先行きやその企業独自の強み)がどうなのかなどを見ることが大切ですし、

投資信託などの幅広い銘柄に投資する商品であれば、投資している市場(日本株に投資する銘柄なら日本の市場、米国なら米国市場など)がどうなっていくのか

ということを見極めたうえで投資することが重要です。

そのためには経済のことや投資対象の企業の個別の分析も必要になってきます。

しかし安心してください。

それほど緻密に分析しなくても少し経済のことを勉強していけば、中長期的な方向感は掴めるようになってきます。

要するに今はこういう理由で市場から資金が流出しているけど、この理由は一時的な要因だからまた上昇するだろう

といったくらいの大掴みなものでも十分です。

投資に関する情報版などをみていると、「今が底かはわからないから買うのはよくない」「底をうったと確認できるまで様子見が賢い」といった意見を数多く目にします。

ですが「底を狙って買う」必要があるのでしょうか?もちろん底が分かれば底値で買いたいのは誰もが同じです。

しかしそんなことは投資のプロでもほとんど不可能です。相場の方向感を完璧に読むなんてことは誰にもできないのです。

例えば今回のようなコロナウイルスによる世界的な経済の停滞を半年前に事前に予測できた人はいたでしょうか?神様でもない限りいるわけがありませんよね。

また個別株の分析はかなり難しいですが、投資対象を分散させればより大掴みな見通しで大丈夫です。投資対象を分散させるには「投資信託」が最適です。

「投資信託」についてはこちらの記事で詳しく解説しています。ご興味がある方はこちらもあわせてご確認ください。

それでも“「大局観」なんて難しい!方向感なんてよく分からない!”という方にはオススメの投資法があります。それは初心者でも勝率を上げることができる「ドル・コスト平均法」という投資法です。

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チャートや指標というのは、あくまでも過去の統計や平均のデータでしかありません。

「今後どうなっていくのか」を知るためにはそれだけでは不十分です。

あくまでも「トレンド」を掴むためや、自力での判断が難しい場面などに「参考程度」に使うのが良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

チャートや指標、相場の格言などはたしかに「先人の知恵」を分かりやすくまとめたものではあります。

ですがそれだけで勝てる程投資は甘くありません。

投資よりも膨大なデータをスーパーコンピューターで分析し、さらに専門家が検証した結果である「天気予報」ですらあれだけ外れるのです。過去のデータから未来を予測するというのはそれほど難しいということなのです。

簡単で確実にお金が儲かる方法はありません。

投資で勝ちたければ、投資に関することはもちろんですが、経済や個別企業のこともしっかり勉強する必要があります。

ですがもしも、

そんな勉強をする時間なんて取れないよ!

というひとには朗報があります。

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以上、最後までお付き合いありがとうございました。

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うーざん
旧帝国大学の経済学部を卒業後、大手地方銀行に就職。法人融資、個人への資産運用アドバイス、相続対策等の業務に従事。 より顧客の近くで仕事をしたいと一念発起し銀行を退職。会計事務所に就職し、お金にまつわる様々な顧客の悩み解決に向け日々活動している。 またファイナンシャルプランナー資格と保険販売資格も保有しており、顧客の保険見直しなどの悩み相談にも乗っている。