この記事の目次
はじめに
こんにちは、お金のよろず屋管理人のうーざんです。
2020年4月に入り、様々なルールの変更が行われています。
ひとつには120年振りの民法改正による様々な変更。借入や賃貸の保証人に関する事項や、相続に関する事項、また法定利率の見直しによる損害賠償請求額の大幅増など、
私たちの生活に直結するような変更も多くあります。
その他にも働き方改革関連法案によって、中小事業者においても残業規制が本格的に始まるのも2020年4月からになります。
その他にも様々なルールの見直しが行われているのですが、実は
定期預金の金利もこの4月からひっそりと引下げされているのです。
引下げ前からすでに「あるかないか分からない」くらいの金利だったので、気にしてないよ
という方もいると思うのですが、ここで今一度巷の定期預金の金利を確認しておくと共に、銀行の定期預金に代替する安全で(定期預金よりは)利回りの良い商品についてもみていきたいと思います。
もちろん詐欺的なアヤシイ商品ではないのでご安心を。
先に言っておくと「個人向け国債」や「iDeCo(イデコ)」という国のお墨付きのある商品を活用することで、低リスクでありながらも定期預金よりも高い利回りを実現することができる方法になります。
ただし、本記事で紹介しているのは「低リスク」ゆえに「低リターン」という商品になります。
老後2000万円問題を機に、もう少し将来の資金を頑張って増やしたいと考えるけど、「投資」のことなんてよく分からない…
という方にピッタリのサービスがあります。
今流行りの「AI(人工知能)」があなたの代わりに自動であなたに最適な運用をしてくれるというものです。本当にいい時代になったものだと思います(笑)
ノーベル賞受賞の経済理論によりAIが自動であなたの投資信託を運用してくれる「ロボアドバイザー投資」をご存知ですか?
「ロボアドバイザー投資」は、5つの質問に答えるだけであなたの投資スタイルや運用目的に最適な運用をAIが自動で行ってくれるサービスです。
「ロボアドバイザー投資」を利用している方の67.1%は「投資初心者」の方というデータもあり、投資をこれから始めるという方にもピッタリなサービスです。
業界大手の「THEO(テオ)」ならdカードとも連携しているから、買い物の「お釣り」を積立てて投資ができるうえ、「dポイント」も溜まります。
口座開設は「簡単3ステップ」で完了しますので、まずは口座開設してみましょう。下記のボタンから「THEO+docomo」の公式サイトに飛べますよ。
↓↓5つの質問に答えるだけの「THEO+docomo」に今スグ登録する↓↓
それでは早速みていきたいと思います。
2020年4月見直し前後での預金金利一覧
ここで2020年4月の金利変更前後での預金(定期・普通)の金利一覧を確認しておきましょう。
預金種類 | 変更前 | 変更後 |
---|---|---|
定期預金金利 | 0.010% | 0.002% |
普通預金金利 | 0.001% | 0.001% |
0が多すぎて見づらいですね(笑)
今回変更があったのは「定期預金」の金利のみです。
これまでの0.01%から0.002%へと変更されました。つまりこれまでの5分の1になったということですね。
0.002%といわれてもイメージが湧きづらいと思いますので、具体的な金額でいうと、
100万円を1年間預けたとして、金利は税引前で20円です。
預金の金利からは20.315%の所得税・住民税が源泉徴収されますので、実際に口座に入金になるのは16円です。
ちなみに変更前の金利だと税引前100円、税引後で80円です。
いずれにしても雀の涙程度には変わりありませんが、100万円預けて16円というのはかなり寂しいですね。
ちなみに桁の規模を考えてみると1千万円預けて160円、1億円でも1594円です。1億円で1600円にならないのは復興税(1円未満の場合切捨て)の影響です。
1億円預けても1600円弱とは切ないですね・・・。ちなみに変更前だと8000円弱でした。
そして何より
普通預金との金利差が0.001%しかなくなった
ということが今回の変更点で一番大きな部分です。
一般的に「普通預金より定期預金の方が金利が良い」というイメージがあると思います。
これまでも低いとはいえ、定期預金の方が普通預金の10倍金利がついていました。
それが変更後では僅か0.001%の差しかなく、もはや定期預金をする意味はなくなってしまったといえるのではないでしょうか。
金利表の金利については、3メガバンク(三菱東京UFJ・三井住友・みずほ)をはじめとする一般的な市中銀行の令和2年4月10日現在の金利です。ネット系銀行などの一部銀行では、上記と異なる金利を提示している銀行もあります
定期以外の低リスク運用の選択肢は?
このように「定期預金」の利息がさらに下がった状況で、個人としてはそれ以外にどういった運用の選択肢があるのでしょうか?
ポートフォリオ(資産配分)のなかで定期預金にしている部分というのは、そもそも積極的に運用して増やそうという部分ではなく、
あまり大きく増えなくてもいいから、極力減らしたくはない
というお金だという前提でいくつか選択肢を提示したいと思います。
個人向け国債
ひとつめの筆者オススメ選択肢は、「個人向け国債」です。
「個人向け国債」とは、国が発行する借金証書である国債のうち個人だけが購入できる商品です。
投資に詳しい「機関投資家=投資ファンドや生保、銀行などプロの投資家のこと」と比べて、運用に関する情報や知識に乏しい個人を対象とした商品です。
そのため機関投資家を対象とした「利付国債」などと比べて、「元本が保証されている」など個人でも投資しやすい商品設計になっています。
個人向け国債の商品内容は以下の通りです。
- 元本が保証されている
- 1年経過後はいつでも解約できる
- 期間は3年、5年、10年から選べる
- 金利は3年と5年が購入時から満期まで固定の金利、10年は半年ごと金利見直しの変動
- 最低保証金利として0.05%(税引前)が保証されているため、現状の定期預金よりは確実に有利な運用が可能
- 購入は銀行や証券会社で可能(ネット系証券会社などでも購入可能なためネットでも購入可)
- 解約時には直近1年分の利息相当額が控除されるが、元本は100%返ってくる
- 預金の「ペイオフ」のような国家破たん時の保障はない(国家デフォルト時にはペイオフ制度が機能しているかは疑問ですが)
マイナス金利下の現在であっても、最低保証金利(0.05%=2020年4月現在の定期預金金利の25倍)が設定されているため、安定して有利な運用が可能です。
また1年経過後はいつでも解約可能なため、低金利下では10年変動を選択することがオススメです。
「個人向け国債」については、こちらの記事でも詳しく解説していますのでこちらもあわせてご確認ください。
iDeCo(イデコ)~個人型確定拠出年金制度~
続いてご紹介するのは「iDeCo(イデコ)」です。
「iDeCo(イデコ)」というのは個人型確定拠出年金制度のことで、その名のとおり個人で将来の年金を準備するための制度です。
「iDeCo」は国に認められた制度のため、掛金を全額所得控除(税金計算上の経費)できるため収入があって税金が発生している方の場合は「節税」メリットが得られます。
「iDeCo」自体は、「定期預金」などの元本保証型の商品で積み立てていくタイプと、
「投資信託」などの元本保証がない代わりに大きく増やせる可能性もある商品で積み立てていくタイプの2種類があります。
ただし毎年運用管理手数料などの手数料が2千円程度~数千円程度発生する(金融機関によって手数料が異なります)ため、
今の低金利で「定期預金」などの低利回り商品で運用すると、表面上は元本割れしてしまう可能性があります。
その一方で節税メリットを享受できれば、定期預金で運用した場合でも実質利回りではある程度の利回りで運用できる可能性があるため検討してみると良いでしょう。
「iDeCo(イデコ)」については、こちらの記事でも詳しく解説していますので、こちらもあわせてご確認ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
銀行の金利は「市場の金利を参考に」定期的に見直しが行われています。
一方で多少金利が上下したからといってすぐに見直されるわけではありません。
それだけ銀行が今後も当面低金利が続くと考えているということが、今回の大幅な金利引き下げから読み取れます。
この低金利だからこそ、少しずつでも着実に資産を増やしていくような資産運用が求められます。
ノーベル賞受賞の経済理論によりAIが自動であなたの投資信託を運用してくれる「ロボアドバイザー投資」をご存知ですか?
「ロボアドバイザー投資」は、5つの質問に答えるだけであなたの投資スタイルや運用目的に最適な運用をAIが自動で行ってくれるサービスです。
「ロボアドバイザー投資」を利用している方の67.1%は「投資初心者」の方というデータもあり、投資をこれから始めるという方にもピッタリなサービスです。
業界大手の「THEO(テオ)」ならdカードとも連携しているから、買い物の「お釣り」を積立てて投資ができるうえ、「dポイント」も溜まります。
口座開設は「簡単3ステップ」で完了しますので、まずは口座開設してみましょう。下記のボタンから「THEO+docomo」の公式サイトに飛べますよ。
↓↓5つの質問に答えるだけの「THEO+docomo」に今スグ登録する↓↓
これを機に「定期預金」に預けっぱなしだったお金を、「個人向け国債」や「iDeCo(イデコ)」、あるいは「ロボアドバイザー投資」などの預金より高い利回りが期待できる商品にシフトすることを検討されてはいかがでしょうか。