銀行からの転職先ランキング~元銀行員筆者のオススメ先あり~

銀行員にお勧めの転職先5選

こんにちは、お金のよろず屋管理人のうーざんです。

銀行員の半沢くん

銀行員にお勧めの転職先ってズバリどこ?

今日はそんなお悩みにお答えします。

本記事では、銀行から大手会計事務所に転職した筆者が、銀行員のお勧めの転職先についてお話していきます。

その前に銀行員で少しでも転職を考えているなら必ず登録しておくべき転職サイトがあります。

マイナビ 金融AGENTなら元銀行員などの金融機関での勤務経験者があなたにピッタリの転職先を紹介してくれますよ。

業界特化型の転職サイトなので、銀行からの転職先として人気の「コンサル業界」はもちろん、一般の事業会社でも経験を活かせる各種ポジションの求人を多数保有しています。

特にあなたが20代~30代の銀行員なら、かなりの優良案件を紹介してもらえる可能性が高いです。

マイナビ 金融AGENT

この記事の目次

銀行員が直面する状況とは?

お勧めの転職先をお話する前に、銀行業界を取り巻く状況について確認しておきましょう。

銀行に就職する際に、銀行の「良いところ」をどんな風に考えていましたか?

  1. 収入が(比較的)高い
  2. 安定している
  3. 成長できそう
  4. 人の役に立っている実感が強く感じられる

大体こんなところではないでしょうか?

筆者は実際に上記のようなことを思い描いて銀行に就職しましたが、期待通りだったものもあれば、イメージと違ったこともありました。

①収入が高いと③成長できそうに関してはほぼ期待通りで、銀行に就職したこと自体は銀行を辞めた今でも一度も後悔したことがありません。

むしろ「新卒で銀行に就職したことは自分の人生の大きな財産」とすら考えています。

一方で②安定していると④人の役に立っていることを強く感じられるという点に関しては、イメージ通りではありませんでした。

昨今はAI、RPAなどの台頭などにより、銀行も大幅に人員や店舗の削減を実施するようになってきています。

それに加えて、銀行員の高収入を支えていた「残業時間(残業代)」の見直しによって①の高い収入についても少しずつ疑問符がつくようになってきています。

実は筆者が銀行を辞めた理由も、②の安定と④の人の役に立っている実感に強く疑問を感じたことが大きかったです。

お金の要らない事業者には借入を「押し付けるように」貸出し、逆に本当に必要とする事業者にはなかなか貸出をすることができない(ある意味やむを得ないことではあるのですが)というジレンマを抱えながら仕事をすることは本当につらかったですね。

また銀行は最近では保険や投資信託などの金融商品の販売に注力していますが、勉強をすればするほど良い商品と思えない商品ラインナップを抱えて営業することはキツイものがありましたね。

そんなわけでかつての後輩から今後の人生について相談を受けた際などには、「今すぐ転職すべき」というアドバイスをしているわけです。

銀行員が今すぐ転職すべき具体的な理由については、【元銀行員が徹底解説!】銀行員が今すぐ転職すべき5つの理由という記事でも詳しく解説していますので、よろしければこちらもあわせてご確認ください。

銀行員にお勧めの転職先Top5

5位 公務員

銀行員にお勧めの転職先第5位は、「公務員」です。

実際筆者の同僚でも公務員に転職した同僚がたくさんいました。

公務員の良いところは何といっても「転勤」がなく、自分や家族と過ごす時間がしっかり確保できるところです。

筆者が在籍していた銀行は全国規模での転勤があり、しかも2~3年程度で職場を変わらなければいけなかったので、家族と過ごす時間が確保しづらいことがひとつの不満でした。

また「公務員」は公共サービスの提供という、社会になくてはならないサービスを提供する仕事ですので「やりがい」といった点で不満を持っている方にもお勧めの転職先です。

公務員を目指すなら法律資格・公務員試験のスクール【伊藤塾】などの学習スクールで勉強すると良いですよ。

独学も良いですが仕事をしながら学習の時間を確保するのは大変です。

社会人だからこそ時間を有効に活用できる予備校や通信講座がお勧めですよ。

国家1種はもちろん地方公務員でもトップクラスの合格実績を誇っている「伊藤塾」なら通学できなくてもいつでもWebで講義を受けられるのでスキマ時間で学習ができるため忙しい社会人にピッタリ。

法律資格・公務員試験のスクール【伊藤塾】

4位 金融業界

銀行員にお勧めの転職先第4位は「金融業界」です。

「金融業界」を選ぶメリットは、

  • 銀行で学んだ知識やスキル、経験を活かせる
  • 高収入
  • 保険や証券、フィンテック企業などは銀行よりも将来性がある
  • 銀行出身者も多い
  • 銀行出身者なら転職しやすい

といったところでしょうか。

金融業界は、全般的に高収入な企業が多く、新卒では入社が難しい外資系の金融業界などにも、一度銀行で社会人経験を積んだあとであれば比較的すんなり入社できたりします。

「銀行」という職種の将来性はあまり見込めない一方で、銀行以外の「金融業界」、特にフィンテック企業といわれる「金融×IT」の業界は今後ますます発展していく業界といえます。

そうした企業では金融業界の事情に明るい元銀行員が求められる傾向にあるため、比較的就職しやすいのも魅力のひとつといえるでしょう。

逆にデメリットは、

  • ノルマがある企業が多い
  • 転勤が多い

といったところでしょうか。

銀行の厳しい営業ノルマに嫌気がさして転職するという人には少し厳しいかもしれません。

また転勤が多いというのは、銀行に限らずどこの金融業界でもあまり状況は変わりません。そのため単身赴任などを避けて家族との時間を確保したいという方には適さないかもしれませんね。

銀行から金融業界への転職を考えるならマイナビ 金融AGENTには必ず登録しておきましょう。

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登録は無料ですので、まずは登録して「自分の市場価値」を確認してみてはいかがでしょうか。

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3位 一般事業会社

銀行員にお勧めの転職先第3位は、「一般事業会社」です。

「一般事業会社」というのは要するに、特定の業界や公務員などではなく、様々な業界の民間企業ということです。

銀行を退職した人は、公務員や同じ金融業界、またはコンサル業界など特定の業界に転職する傾向があります。

しかし実は「一般事業会社」にも「元銀行員」を求めている企業はたくさんあります。

一般事業会社に転職するメリットは、

  • 業種や業界に捉われず、自分がやりたい仕事を「幅広く」選択できる
  • 銀行員としての「営業経験」や「金融に関する知識」は一般事業会社でも重宝される
  • 営業ノルマに疲れた人にもお勧め

何といっても業界を絞らないだけに、様々な選択肢のなかから「自分がやりたい仕事」をできる可能性が高いのが魅力ですね。

加えて意外に思われるかもしれませんが、一般事業会社でも銀行での勤務経験は高く評価されるケースがあります。

近年の銀行員は資金需要の低下という圧倒的な「買い手市場」のなか、営業活動を強いられています。

そのため必然的に「高い営業スキル」が問われることとなり、質の高い営業マンを求める各業界からの引きは強いものがあります。

筆者自身も転職活動中、金融業界以外の「一般事業会社」からもたくさんのオファーをいただきました。

営業スキルを特に活かした転職を行いたいのであれば高収入が期待できる「医療機器メーカー」などは選択肢のひとつといえるでしょう。

デメリットは選択肢が広いだけに、どういう選択をするかでコントロールできるためほとんどありませんが、強いて挙げるとすれば、

  • 選択肢が広いだけに、経験を活かした転職とならない場合がある

というところくらいでしょうか。

自分のスキルをきちんと棚卸しして、「何を経験して」「何が得意」といえるのかを明確にしておかないと、「銀行員」としての経験が活きないゼロからのスタートになってしまいかねません。

場合によっては、そうした転職も否定はしませんが、せっかく銀行で経験を積んだのですからその経験や知識が活かせる転職先を選択しないともったいないですよね。

相手の企業が「元銀行員であるあなた」を欲しがっているのか、「単なる1人の兵隊」として欲しがっているのかをきちんと見極めないと、お互いにとって幸せな転職にはなりませんのでご注意ください。

あなたが「一般事業会社」への転職を考えているならdodaとリクナビNEXTには登録しておきましょう。

業界最大手クラスの2社だけあって、私が所属している会計事務所でも通年で中途採用を行っていますがdodaとリクナビNEXT経由での転職者が一番多いです。

利用した社員に聴いても「エージェントのサポートが大手とは思えない程手厚かった!」という声が多く、転職を考えるなら確実に登録しておくべき転職サイトのひとつといえるでしょう。

どこの転職サイトでも同じですが、担当してくれる方との相性は能力によって利用した感想はかなり異なるので複数の転職サイトに登録しておくことも必須ですよ!

ちなみに筆者もdodaには登録していましたが、あまり担当さんとの相性が良くなくて別の転職サイトさんを利用していました(笑)

2社とも登録は無料ですので、とりあえず登録しておきましょう。今すぐの転職を考えていない場合は「いい案件があれば…」という程度の感覚でまずは情報収集してみましょう。

ちなみにdodaのメリット・デメリットについては、【2020年最新】転職サイトdodaの評判は?~筆者の辛口体験レポも!~という記事で詳しく解説していますので、こちらもあわせてご確認ください。

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リクナビNEXTについては、【2020年最新】リクナビNEXTの評判を徹底調査!~筆者の体験レポあり~という記事で詳しく解説しています。

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2位 会計事務所

銀行員にお勧めの転職先第2位は、筆者も在籍する「会計事務所」です。

会計事務所に転職するメリットは、

  • 数字を観てきた銀行員としての経験を活かせる
  • 決算書を観る(審査する側)側から、作る側にまわることでより知識やスキルが強固になる
  • 税金の知識は日常生活でも一生使えるものになる
  • 銀行と同様、経営者と直接話せる機会が多くやりがいを強く感じられる
  • 銀行と違って顧客と利害が対立することが基本的にない

といったところです。

銀行員として日々企業の決算書に触れていたため、会計事務所は非常に親和性の高い業界といえます。

実際私も会計事務所に未経験で転職しましたが、1年目から担当を持ち1人前の戦力として業務を行うことができました。

また銀行員は作成された決算書をみて審査する側ですが、会計事務所ではその決算書を作成する工程に携わることになります。

両方経験することで初めて裏も表もみえ、片方だけでは完結しなかった知識が繋がるイメージです。筆者も銀行員と会計事務所両方で勤務して本当に良かったと思います。

さらに税金の知識は日常生活でも役に立つので、会計事務所で数年でも働いておくことは確実に「税金リテラシー」を高めることになるため、あなたの人生を豊かにすること間違いなしですよ!

また銀行のように貸したいけど貸せない(=役に立ちたいけど組織の性質上難しい)ということもなく、純粋に顧客の利害と会計事務所の利害が一致することが多いため、やりがいもある仕事ですね。

会計事務所で働くデメリットは基本的にほとんどありませんが、強いて挙げるとすれば以下のようなところでしょうか。

  • 繁忙期(12月~5月頃)の労働時間が長く、事務所によっては帰宅するのが24時を回ることもある
  • 事務所によっては業務の範囲が狭く、税理士を目指すなどではない限りはスキルアップが頭打ちになってしまう可能性がある

繁忙期は文字通りとても忙しいのが会計事務所の特徴です。

確定申告時期や3月決算が集中する5月頃までは、かなり遅くまでの残業となることもあります。

一方で繁忙期が終われば定時に帰れることも多く業務のメリハリがつけやすい点はメリットといえます。

また事務所にもよるのですが、一般に会計事務所では取扱う業務の幅があまり多くない(税務会計とそれに付随するコンサルなど)ため、

税理士を目指すなどの目標がある方以外はある程度の経験を積むとそれ以上のスキルアップが頭打ちとなってしまう可能性があります。

一方で多くの顧客の一番近くの専門家として、税務以外でもあらゆる悩みや相談をしてくれる顧客も多いため各業界の良いところも悪いところも裏も表も知り尽くせるため、

スキルアップしながら次の転職先を探すということも可能であるため税理士を目指すなどのスペシャリスト路線でなくても会計事務所に身を置くメリットは十分過ぎるくらいにありますよ。

1位 コンサルティングファーム

銀行員にお勧めの転職先栄えある第1位は、「コンサルティングファーム」です。

コンサルティングファームへ転職するメリットは、

  • 圧倒的な高収入(年収1,000万円以上は普通です)
  • 思考力やプレゼン力など基本的なビジネススキルを磨ける
  • 次への転職にも有利
  • 金融機関出身の人材が多く、パイプがあることもある

といったところです。

「コンサルティングファーム」の良いところは何といっても圧倒的な高収入業界というところです。

外資系コンサルはもちろん、日系企業の中堅コンサルであっても年収1千万円以上は普通に目指せるラインです。

また入社直後の研修から、思考力やプレゼンテーション力などどこの業界にいても役立つビジネススキルを徹底的に鍛えられるためスキルアップにも最適です。

そうした背景もあることから、コンサル業界出身者はどこの業界でも評価が高く次への転職にも有利ですし、コンサル業界を辞めて自ら「起業」する人も多いなど経営者としての素養を身につけることもできます。

私が在籍する会計事務所にもコンサル業界出身者が複数いますが、やはり基礎的な能力が高く過去に起業していた経験を持つ人もいます。

逆にコンサル業界のデメリットは、

  • 高収入ゆえ激務
  • 一生涯勤める人は少ない

といったところでしょうか。

皆さんもイメージにあるかもしれませんが、コンサル業界は高収入な一方で「激務」の業界としても知られています。

また上昇志向が強い人が多く、一生涯勤めあげるという人は少ないというのもコンサル業界の特徴のひとつです。

ある程度の短期間でスキルアップして、転職や起業という道を取るというのがコンサル業界のセオリーともいえます。

ご自身の「市場価値」を高めたいということであれば間違いなく目指す価値がある業界ですよ。

一般事業会社から目指すよりも銀行から入る方が入りやすいので、銀行から転職するのであれば候補に入れておくと良いですよ。

コンサル業界を目指すなら、デロイトやPwCといったコンサル業界の「BIG4」やアクセンチュアをはじめとする大手コンサルティングファームへの転職支援実績NO.1の【アクシスコンサルティング】には必ず登録しておきましょう。

コンサルティングファーム毎の個別の面接・選考対策が受けられますよ。

しかも【アクシスコンサルティング】なら大手コンサルティングファームへの転職支援実績NO.1であるため、各ファームと個別の「パイプ」を有しており、

面接前後で個別に推薦してくたりと有利な取扱いを受けることもできますよ。

ちなみに筆者はアクシスコンサルティングを利用して、コンサルティングファームへの転職を果たしました。※銀行→大手会計事務所→コンサルティングファーム 2021年12月追記

【アクシスコンサルティング】公式/

まとめ

銀行員にお勧めの転職先
  1. コンサルティングファーム
  2. 会計事務所
  3. 一般事業会社
  4. 金融業界
  5. 公務員

10年ほど前までは、転職には少しネガティブなイメージもありましたが今では優秀層ほど転職を繰り返しながらスキルアップを重ね、

自身の「市場価値」を高めていくことが当たり前になっています。

あなたがもしも「このまま銀行にいてもいいのかな?」と少しでも考えているなら、

まずは「転職サイト」へ登録するというアクションを起こしましょう。

どの業界がいいかなどの方向性が定まっていなくても、転職サイトに登録しているだけでけっこう魅力的なオファーが届くこともあります。

そういう筆者自身も転職時期は未定ながら漠然と2~3年以内くらいに転職できたらいいかなと思っている内にいいオファーをいただいて現在の会社に勤めたという経緯があります。

転職時期や業界が未定なら、とりあえずは情報収集も兼ねてマイナビ 金融AGENTとdodaの2社には登録しておきましょう。

マイナビ 金融AGENT
doda

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ABOUT US
うーざん
旧帝国大学の経済学部を卒業後、大手地方銀行に就職。法人融資、個人への資産運用アドバイス、相続対策等の業務に従事。 より顧客の近くで仕事をしたいと一念発起し銀行を退職。会計事務所に就職し、お金にまつわる様々な顧客の悩み解決に向け日々活動している。 またファイナンシャルプランナー資格と保険販売資格も保有しており、顧客の保険見直しなどの悩み相談にも乗っている。